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サロン開業コラム

脱毛サロン経営の現実と成功するポイント

2018/08/27

サロンを経営していくためのメソッド

開業できても維持するのが難しいと言われる脱毛サロンの経営。成功のポイントはどこにあるのでしょうか。成功しているサロンの経営者が意識しているのは、お金の使い方、戦略、経営者マインドです。継続的にサロンを経営していくためのメソッドをまとめました。

開業1年で5割、開業3年で9割のサロンが廃業

90%のサロンが3年以内に撤退

脱毛サロンは100万円以下でも開業可能なうえ、資格がなくても施術を行えるため、比較的簡単に始められる事業だと言えます。しかし、開業のハードルが低くても、サロンを維持するハードルは高いです。廃業するエステサロンは開業1年で5割、3年で9割と言われており、夢を持って独立しても撤退を余儀無くされるサロンが多いのが現状。「この仕事が好き」という気持ちだけでサロンを成功させることはできません。オーナーである以上、会社を一つ経営するビジネス感覚が必要です。

資金、戦略、経営者としてのマインドはありますか?

サロン経営を成功に導くために持っていてほしいものがあります。それは、①資金 ②戦略 ③経営者としてのマインドです。

脱毛サロンの経営資金

脱毛サロンを開業する際の初期費用は約70〜350万円です。しかし実際に必要な費用はこれだけではありません。運営コストも考えるべきです。

開業してすぐに目標売上をクリアできればよいですが、なかなか難しいのが現実です。思うように売上が上がらなくても、賃料や光熱費、美容機器のリース代、融資を受けていれば借入返済金等、払うべきお金は毎月発生します。開業後すぐに経営困難にならないためには、これら運営コストをあらかじめ用意しておくことが重要です。金額は6ヶ月分くらいを目安に考えるとよいでしょう。

戦略として資格取得も考えよう

脱毛士の資格がなくても脱毛施術は行えますが、それゆえにエステティシャンの技術に不安を感じているお客様は多いもの。そんなお客様に安心を提供できるのが資格です。資格は高い技術と知識を持っていることを客観的に証明してくれます。実績のない新規オープン店こそ資格を取得し、顧客獲得を目指しましょう。

経営者としてのマインドを持つ

質の高い技術やサービスを提供するお店でも廃業する時代。どうやって店を存続させるかという、経営者マインドが非常に大切です。事業のビジョンや戦略立案のほか、集客方法を考えたりコストカットしたりという意識を持ちましょう。

自宅or賃貸、どちらで開業すべきか

自宅で開業するか、マンションやテナントを借りて開業するかは、一度は悩むポイントではないでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを理解して、ご自身に合ったスタイルを選ぶことが大切です。

自宅サロンのメリット・デメリット

自宅サロンは賃料がかからないという点が最大のメリットです。初期費用と運用コストを大幅に抑えられるため資金繰りがしやすく、安全な経営を目指しやすいでしょう。

一方、デメリットは、プライベートとの区別が難しい点です。仕事のメリハリがつきにくく、お客様によっては生活感を感じるのがイヤという場合もあります。また、セキュリティを考慮して住所を非公開にしたい場合は集客の足かせになるため、集客のしづらさをカバーする戦略が必要です。

また、自宅が賃貸の場合は注意が必要です。賃貸物件は「事業所不可」としているケースが多く、そもそもサロンをオープンできない可能性があります。自宅サロンを考えの方は、不動産契約条件の内容を確認してみましょう。

賃貸物件を借りた場合のメリット・デメリット

マンションの一室やテナントを借りて開業する場合のメリットは、ターゲットとするお客様の属性に合った立地を選ぶことができ、より洗練された空間作りがしやすい点にあります。特別感やオリジナリティはサロンの売りになるため、集客しやすくなるでしょう。

デメリットは、やはり費用がかかること。自宅サロンに比べてハイリスクな経営と言えます。しかし、それが刺激となって経営者マインドが働く方なら事業も好転することでしょう。

店舗を借りることに不安がある場合は、まずは自宅サロンからスタートし、サロンが軌道に乗ったら店舗を構えるというスタイルもおすすめです。その際は、目標とする移転時期を決めておくと実現しやすくなります。

かけるべき費用や労力とは?将来に投資しよう

経営を成功させるためには将来への投資は不可欠です。ここでは押さえておきたい3つをピックアップしました。

ブランディングへの投資

集客ツールには、すぐに効果が出るものと出ないものがあります。サロンコンセプトがわかるホームページやブログ、お客様へのお礼状等は即効果が難しいため後回しになりがちですが、実はブランディングのためにとても重要なコンテンツです。

自分への投資

エステサロンは、“利用者のキレイ”を作る場所です。サービスを提供するあなた自身がキレイでいられるように、自分への投資も忘れてはなりません。また、エステティシャンやオーナーとして知識や技術を磨く努力も必要です。積極的に勉強会に参加したり、資格取得に臨んでください。チャンスがあればセミナー講師にもチャレンジしましょう。

人材への投資

人を雇って経営するのであれば、スタッフへの投資も重要です。採用や教育にかける費用や時間もあらかじめ見込んで運営していきましょう。

エイチフォーのフランチャイズ脱毛サロン・キレミカFCでは、日本全国に60店舗以上展開する人気サロンの実績に基づく経営ノウハウを使って、独立開業のオーナー様を支援しています。投資ができる利益の上げ方、お金の振り分け方などもレクチャー可能です。不安を抱えず自信を持って開業したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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